4. 校正/追加撮影 (PPサービス利用者のみ)

ここでは作成したPEAKITの校正方法について説明します。校正は、お客様側とラング側の双方で行います。お客様は土器の傾き、マスク範囲など(マスク処理はオプション)の修正点をチェックし、一方ラングでは、画像の不明瞭な部分をチェックし、その原因が写真不足である場合は部分的な補足撮影をお願いすることがあります。

校正の方法

  1. Dropbox経(dropboxの手順参照)で、PEAKIT画像を送付しますので、正面の位置や欠損部のマスクなどの確認をお願いします。
  2. 修正があれば、その指示を書き入れたデータを、Dropbox経由でラングに戻していただきます。(修正指示サンプル画像参照)
  3. 校正指示に基づき修正した2校PEAKIT画像を作成し、初校時と同様、Dropbox経由でお送りしますので、確認をお願いします。


補足撮影手順

出来上がったPEAKIT画像を確認し、写真の不足によるデータの荒れや欠落があった場合、ラングからお客様へ補足撮影をお願いする場合があります。

その際には、補足撮影が必要な範囲に印をつけたPEAKIT画像をお送りします(下図)。
印をつけた範囲を中心とし、それぞれ5枚程度の撮影をお願いします。


補足撮影は以下の要領でおこなってください。

  1. 基本撮影時とほぼ同じ状態(撮影場所や土器の方向)に遺物を設置してください。
  2. 印をつけた部分を中心に、オーバーラップを考慮して、5枚の写真すべてに印をつけた範囲が入るように撮影してください。(下図参照)
  3. 写真の横幅に土器の幅の2/3程度が入るように撮影してください。
  4. 補足撮影ではマーカーシートは必要ありません。


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マニュアル index

はじめに

  • PhotoPEAKITとは
  • このマニュアルの使い方

0. 撮影の前に

  • SfMの基本原則
  • 見ておきたいSfMサイト
  • 発注の準備
  • 撮影環境と準備するもの

1. 基本撮影

  • マーカー撮影
  • メイン撮影
  • 上下端部の補強
  • 実際の撮影手順

2. 器形別撮影

  • 隆帯のある土器
  • 肩のある土器
  • 突起のある土器

3. 底部撮影

  • 底部の撮影

4. データ転送

  • 写真のまとめ方
  • テータ転送方法

5. 校正/追加撮影

  • 校正の方法
  • 補足撮影手順