復元土器PEAKIT作成サービス
復元土器PEAKIT作成サービスの特長
復元土器PEAKIT作成サービスとは、お預かりした復元土器から「PEAKIT」を作成して納入するサービスです。このサービスは徹底した機械化により自動化を達成しているため、3次元計測サービスとしては低価格で、工期も短いという利点があります。報告書作成の業務全体を効率的に進められる画期的な手法としてご好評頂いています。
復元土器PEAKITとは?
復元土器PEAKITとは、土器を0.2〜0.4mmピッチで計測した3次元"CORE DATA"から生成される形状解析画像です。解析は独自のアルゴリズム(特許)を用い、土器表面の起伏情報を鮮明に抽出することが出来ます。
PEAKITの活用方法
復元土器PEAKITは、報告書に掲載する画像として活用されるケースと、報告書に掲載する実測図の下図として利用されるケースがあります。
ワークフロー
復元土器PEAKIT作成サービスは以下のような納入形態となります。
1)復元土器をお預かりする。
2)3次元計測し"CORE DATA"を作成する。
3)"CORE DATA"に対しデータ処理を行ない「PEAKIT」を生成する。
4)復元土器の返却とともにPEAKITを納入する。
予めご準備頂く情報
業務開始にあたってお客様のほうでご準備頂く情報は以下のとおりです。
(1)委託番号、器高、口径などの属性を一覧表にした「委託土器リスト」のExcelファイル
(2)土器の正面および天地が分かるよう、スナップ写真にマーキングした画像
工期
復元土器をお預かりしてから納入までの工期は、器高40cm未満且つ口径25cm未満のもので、月産30〜40図程度を目安としてください。混みあい状況によっても変化しますが、お客様側での状況を考慮し、納入形態に関してはできるだけ柔軟に対応するよう心がけておりますのでご相談ください。
制約条件
(1) 3次元計測器の制約で、計測可能な大きさは、土器を立たせた状態で、高さ60cm,直径40cmの円筒に収まる大きさが標準仕様となります。委託資料の中にその大きさを越える資料を含む場合にはご相談ください。
(2) レーザー計測の特性上、把手や立体的な突起がある土器は、その周囲にデータ欠落が生じる場合がありますので予めご了解ください。
(3) このサービスでは、土器の「正面」基準とした正射投影画像の作成が標準仕様となります。したがって土器の展開図をお求めの場合は、別途ご相談ください。
(4) 現在のところ地域によって受託することが難しい場合がございます。あらかじめご相談ください。